こんにちは。
本日はみんな大好き「タンヤオ」についての記事になります。
タンヤオとは
タンヤオ(断么九)とは、2~8の牌のみを使ってあがることでつく1翻役です。
2から8の牌ならどの牌を使っても良く、字牌と19牌を捨てていけば完成します。
また基本的に鳴いても成立するため、速攻にも使える汎用性の高い役になります。
タンヤオの強さ
タンヤオは非常に強い役の1つです。
手牌を見たらまずタンヤオに向かえるかどうか、を判断する人もいるくらいです笑
主な理由をまとめました。
1.自然に牌が集まることが多く、あがりやすい
2~8の牌、タンヤオに必要な牌は全体の62%を占めており、単純計算で2回に1回以上引くことができます。
また、字牌や19牌はその性質上、連続する数字のグループ(順子)を作り辛く、優先的に捨てられていくので、自然とタンヤオに近づいていくことが多いです。
そして2~8の牌はグループを作りやすい優秀な牌なので、必然的にテンパイまでの早さや、テンパイの形が良くなることが多く、あがりやすくなります。
麻雀のセオリーと共にある役、それがタンヤオなのです。
2.特別なパーツが必要ないのに鳴いてあがることができる
タンヤオが壊れ役と呼ばれる所以です。
他の鳴くことができる役は、基本的になにかしらのパーツが必要だったり、厳しめの条件がついています。
それに対してタンヤオは、厳しい条件があるわけでもなく、2~8の牌をあがりの形に揃えるだけで鳴いてあがることができます。
とても条件がわかりやすい鳴き役のため、初心者さんに特におすすめされる役です。
タンヤオを目指す
ここまでタンヤオの強さを散々語ってきました。
では、どのような状況でタンヤオを目指すべきでしょうか?
・字牌や19牌が少ない時
字牌や19牌が1枚でもあるとこの役は成立しません。なので、当然と言えば当然ですがこれらの牌が少ない方が狙いやすいです。
字牌19牌は切られやすい牌なので、気づいた時には少なくなっていることも多いです。常にタンヤオが狙えないかを考えておきましょう。
(ただし、すでに字牌や19牌でグループ(面子)が完成している時は狙いづらいので、諦めるのがおすすめです)
・とにかくあがりたくて仕方がないとき
とりあえずあがってみたい!という人はタンヤオを狙ってみましょう。
条件が簡単なので、鳴きの練習におすすめです。
また
・あがればトップである。
・ドラや赤ドラを複数持っていてリーチを狙わなくてもすでに高い。
・リーチを目指しているが、後半になってもなかなか手が伸びない。
このような時にはタンヤオで鳴いてあがることを考えましょう。
タンヤオの注意点
このように様々な用途があるタンヤオですが、初心者が気を付けるべき注意点があります。
それは、片あがりです。
下の手牌を見てください。
タンヤオを目指し、2回鳴いたあとの手牌になります。
この手は現在テンパイしており、あがるためには6のソウズが必要です。
形を考えると、9のソウズでもいいのでは?と思われるかもしれませんが、タンヤオという役がなくなり、結果としてあがることができません。
このように、最後の待ちが2種類あり、その片方でしかあがることができない状態を片あがりと言います。
特に鳴いている時に頻発します。
(鳴かずに手を進めていた場合、リーチをしていることが多いので片あがりにはなりづらい)
その中でもタンヤオはこの片あがりになりやすく、リアル麻雀では間違えてあがれない方の牌であがってしまうミスが起こりやすいです。
幸いネット麻雀では、あがれない時にはそもそもボタンが出てこないのでこの点に関しては安心です。
タンヤオで鳴く場合、自分が片あがりの状態かどうかは常に意識しておきましょう。
まとめ
今回はタンヤオについて簡単にまとめました。
取り回しが非常に良く万能な役です!鳴き初心者の方はまずこの役を覚えてみては?
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