「はじめに」 麻雀は難しいゲームなのか

ボードゲーム

麻雀に興味を持ってくださってありがとうございます!

ここでは麻雀をやったことがないけど覚えたい!という方へ向けて、麻雀の概要、そして麻雀の難しいと言われるポイントに触れながら、「麻雀は難しいゲーム」という偏見を少しでも解きほぐせたらと思います。

麻雀って何するゲーム?

簡単に言えば、絵柄をそろえて、その綺麗さを点数で競うパズルゲームです。

私は石ころ絵合わせゲームと呼んでいます笑

手札が13枚あり、自分の番がくるたびに1枚ランダムにもらって1枚選んで捨てます。

これを繰り返すことで、手札の絵柄が揃っていきます。

最終的に、一番早く所定の形を揃えた人が勝ちです。勝った人は点数がもらえます。

これを何回か繰り返して、最終的に点数を多く持っていた人の勝ちです。

麻雀が難しいと思う理由

ここまで聞いて、難しいと感じる方はほとんどいないと思われます。

では何が難しいのか?

それは、覚えることが多すぎると感じるからではないでしょうか?

まず専門用語が多すぎる。(元々中国発祥のゲームであるため、中国語由来の用語が多い)

河や手牌からはじまり、ロン、ツモ、ポン、チー、メンタンピン、フリテンなどなど、聞いたことはあるけど意味が全くわからない言葉が多すぎます。

次に「役」。勝つために必要なのにその種類が多すぎる。(一般的に使われるものだけで38種類、ローカルものを含めるともっと多くなる)

とどめに点数計算。まるで実験データのような表を見て覚えるのを諦めた方は多いと思います。

↑こんなの

他にも絵柄の種類がたくさんあるし、ルールも難しそうだし、なんかもうごちゃごちゃしていてわかり辛い!という方も多いと思われます。かくいう私もそうでした笑

麻雀は難しいゲームではない

でも実は麻雀を覚えること、ひいては楽しめるレベルにまで上達することは

皆さんが思うよりはるかに簡単です。

主な理由は下記2つです。

1.すべてのルールや用語を覚える必要がない

実は麻雀をするためにはすべてのルールを覚える必要はありません。というのも、遭遇することがほとんどないルールが山ほどあるからです。

(筆者も麻雀を覚えてからおよそ10年経ちますが、最初の2~3年は麻雀のルールを半分も理解していなかった自信があります笑)

例えば皆さんご存じの役満。麻雀と言えば役満!と言わんばかりの知名度ですが、その出現率はおよそ0.05%と言われています。2000回に1回の確率です。

麻雀は4人で行うゲームなので、見る確率は単純計算で4倍にはなりますが、それでも500回に1回となります。役満の作り方を覚えて、その点数を覚えたとしても、極端な言い方をすれば「ほぼ使わない知識」になってしまいます。

これはあくまで一例ですし、役満を覚えるのは悪!と言いたいわけではありません笑

また頻出するルールであっても、人に頼ることで特別覚える必要のないルールもあります。

その最たる例が点数計算です。

友人や知り合いと麻雀をするとき、1人は点数計算ができる奴がいます。(筆者調べ)

その人を全力で頼ることで、自分の負担が減ります。

また気軽にできるネット麻雀に関しては、勝手に計算してくれるので覚える必要がありません。

もちろんある程度慣れてきて、知らない人とも打ちたい!もっと強くなりたい!となったら覚える必要が出てきますが、少なくともはじめたての段階で覚えている必要は全くありません。

こんな背景があるので、実は麻雀を始めるために必要な知識は体感より圧倒的に少ないのです。

2.専門用語で固められているだけで、ルールの難易度は一般的なゲームと大差ない

ルールの概要は先ほど述べた通り、1枚とって捨てるの繰り返しですし、(次の記事でご紹介しますが)何を目指せば良いかという目標も簡単です。

個人的には専門用語がひたすら麻雀の敷居を上げている、と思っております。

その専門用語に関しても、一つ一つ確認していくと「あ、そうなんだ」と納得できるものばかりです。

例えば、牌(ハイorパイ)といえば、麻雀で使う1つ1つの石ころのこと。河(カワ)といえば、いらない牌を捨てるところ。

いくつかサッカーのオフサイドばりに難解なルールはありますが、全体的に見れば一般的ボードゲーム(カタンやモノポリーなど)とそこまで変わらない難しさだと思います。

まとめ

麻雀は実は難しくないんだ!という個人的な主張をさせて頂きました。

とても面白いゲームなので、ぜひとも覚えて一度は遊んで頂きたいです。

次はいよいよ、麻雀を実際に打つために必要な最低限の知識を、初心者の方にもわかりやすく紹介したいと思います。

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