はじめに
こんにちは。
今回はあがるために必要な「役」の解説、そしておすすめの「役」を、初心者の方にもわかりやすく伝えていければと思います。
あがるために必要なこと
前回の復習になりますが、あがるために必要なことは
・3枚のグループを4つと2枚のグループを1つ作ること
・「役」があること
の2つです。今回は2つ目の「役」について解説していきます。
「役」とは
簡単に言えば、得点となる牌の「組み合わせ」や「条件」です!
「組み合わせ」の中には、手牌14枚で構成されるものや、手牌のほんの一部分だけでよいものまで様々な種類があります。
例:1種類の数牌のみを使う、字牌を3枚集める、など
「条件」には、主に「あがり方」があります。
例:リーチをしてあがる、最後の1牌であがる、など
「役」と点数
このように、麻雀には「役」と呼ばれるものが多く存在します。
そのそれぞれに点数がついています。これを翻(ハン)という単位で表します。
例として、リーチという役は「1翻」です。
当然ながら、この翻数が多ければ多いほど点数が増えます。
どのぐらい増えるかというと、4翻までは、1翻増えるごとに点数が倍になります。すごいですよね。
(1翻がおよそ1000点なのに対し、4翻はおよそ8000点)
4翻以降は上昇率が下がり、ほとんどのルールで固定の値になります。
5翻は8000点
6翻、7翻は12000点
8翻、9翻、10翻は16000点
11翻、12翻は24000点
13翻以上は32000点
細かい計算は後々覚えるとして、大雑把な値を覚えておきましょう。
ちなみに、それぞれの「役」は複合可能です。例えば、リーチ(1翻)という役とタンヤオ(1翻)という役を同時に作った場合、1+1で2翻となり、およそ2000点となります。
おすすめの「役」6選
役の中でも、頻出かつ特に重要な「役」を6つまとめました。
詳細については個別の記事を作りますので、そちらをご覧ください。
これらの役を覚え、使いこなすことができれば、初心者は卒業です!
1.リーチ
条件:テンパイした時に「リーチ」を宣言する 鳴きNG
個人的NO.1役。牌はなんでも良い、他の役と複合しやすい、他の3人へ圧力をかけられるなどメリット多数。鳴いてはいけないことや、リーチのあと手牌を変更できないことなどデメリットも少なからずある。
2.タンヤオ
条件:2~8の牌のみを使う 鳴きOK
シンプルでわかりやすい上、他の役と絡めやすく、リーチに負けず劣らず強力な役。基本的に鳴いてもOKという点がGOOD。
3.役牌
条件:字牌(条件アリ)を3枚揃える 鳴きOK
わずか3枚揃えるだけで役がつく。そのあまりの強さに特急券とも。
4.混一色(ホンイツ)
条件:字牌+1種類の数牌のみを使う 鳴きOK
やることが分かりやすく簡単。3翻もある。若干点数が下がるが鳴いてもOK。上の役牌の役と複合すると更に強い。字牌を使わないと清一色(チンイツ)という上位の役になる。
5.平和(ピンフ)
条件:3枚のグループをすべて「連続する牌」で揃える、雀頭の2枚が役牌でない、最後の待ちが両面待ちである 鳴きNG
条件がやや複雑。リーチと複合しやすく、効率よく得点を伸ばせる。
6.対々和(トイトイホー)
条件:3枚のグループをすべて「同じ牌」で揃える 鳴きOK
通称トイトイ。とにかくわかりやすく、鳴いてもOKだが、意外とあがりきるのは難しい。鳴かずに揃えると、「四暗刻(スーアンコウ)」という役満になる。
まとめ
今回は「役」の概要、そしておすすめの「役」についてご紹介しました。
「鳴き」については別記事を作っておりますので、そちらをご覧ください!
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