こんにちは。
前回の記事で、麻雀は絵柄をそろえて、その綺麗さを点数で競うパズルゲームと伝えさせて頂きました。
では具体的に、絵柄とは?綺麗さって?という疑問が生じていると思います。
そこで今回はそういった細かい所も含めて、麻雀をするために最低限必要な知識3選について解説します。
麻雀をするために習得すべきこと3選
麻雀を楽しむためには、以下の3つのことを習得することが必要です。
- ゲームの進行方法
- 何を目指すのか
- 基本の戦略
1つ1つ解説していきます。
*本記事ではオンライン麻雀「天鳳」の画面を例にして紹介していきます。他のオンライン麻雀、リアル麻雀でも流れはほとんど同じです。
1 ゲームの進行方法
(これが一般的な麻雀の図です。この図を使って解説していきます。)
麻雀は基本的に4人で行うゲームです。(3人で行う3人麻雀も主流ですが今回は説明を省きます。)
まず初めに、「親」と呼ばれる人を1人決めます。この「親」となった人からゲームが始まります。(ネット麻雀ですと基本的にランダムに決まります、目の前に東と書いてある人が親です)
以降反時計回り(左まわり)に順番がやってきます。
その後全員に、手札{手牌(テハイ)と呼びます)}が13枚配られます。
そして自分の番が来たら、1枚牌が配られます。
その14枚の中から、いらない1枚をクリックし、中央のゴミ捨て場(河と呼びます)に捨てます。
これを4人で繰り返します。
ゲームの終了条件は、誰かが所定の形を完成させる(あがり、あがるともいう)か、取る牌がなくなってしまうことです。
1ゲーム終わったら、点数が増減し、手牌や河は全てリセット。新しい手牌が配られます。
この1ゲームのことを「局(きょく)」と呼びます。
1局終わると、今度は親の右隣りの人に親が移り、新しい親からまた「局」がスタート。
親が2周した※(つまりは8局※2行った)時点で、より多くの点数を持っている人が勝ち!というのが麻雀の基本的な流れです。
※ 1周で終わるルールもあり、人気ルールの1つです。
※2 正確には、親は「あがる」ともう1度親ができるというルールが一般的ですので、8局で終わることはまれであり、通常10局ほどは行われます。
2 何を目指すのか?
麻雀の目的は、誰よりも早く「あがる」ことです。
それではいったい何をすれば「あがり」になるのでしょうか?
結論から言うと、同じ牌(333など)又は数字が繋がっている牌(456など)3枚のグループを4つと、同じ牌2枚のグループを1つ作ることです。
例えば、下の手牌をみてください。
この手牌は分解すると、3枚のグループが4つ と 2枚のグループが1つ揃っています。
つまり、「あがる」ことができます。
麻雀はこの形をいかに人より早く作るか?を競うゲームです。
余談:この同じ牌3枚の組み合わせのことを面子(メンツ)、同じ牌2枚のことをすずめの頭と書いて雀頭(ジャントウ)と呼び、4メンツ1ジャントウをつくる!などと本では紹介されます。
また、数字の牌は大きく分けて3種類(マンズ(赤いやつ)、ピンズ(丸いやつ)、ソウズ(竹みたいなやつ))ありますが、「グループ」はそれぞれ同じ種類でそろえる必要があります。※
※他にも「字牌」と呼ばれる、数字が書いていない牌があります。(下の7種類)
この牌たちは数字を持たないため、3枚のグループを作るには、同じ牌を3枚集めるしかありません。(同じ牌は全部で4枚しかないので、すごく難しいです)
そして、あがりには大きく分けて2種類(「ロン」と「ツモ」)があります。
この2つは「あがる」ために必要な最後の1枚をどのように手に入れたかによって名前が違います。
まず、あと1枚で「あがる」ことができる状態のことを「テンパイ」とよびます(超重要単語の1つです)
テンパイになったら、最後の1枚は相手が河に捨てる瞬間の牌を使って「あがる」ことができます。(既に捨ててある牌は使えません)
この「相手の牌も使える」というのが麻雀の面白いところです。
捨てられる相手の牌を使って「あがる」ことを「ロン」とよび、自分で引いてきて「あがる」ことを「ツモ」と呼びます。
「ロン」か「ツモ」と表示されたら、その人があがったよということです。
まとめると
- 自分が誰よりも早く「あがる」ことを目指す
- 3枚のグループを4つと2枚のグループを1つ作ると「あがり」
- テンパイしたら、最後の牌は相手が捨てる牌を使ってもOK
- 人の捨てる牌を使ってあがることは「ロン」、自分で引いてきてあがることは「ツモ」
3 基本の戦略(はじめての方向け)
ここまでで、大まかな麻雀の流れと「あがる」方法をある程度理解して頂けたと思います。
最後に、はじめて麻雀をする方向けの戦略を4つほど紹介します。
1.(1枚しかない)字牌から捨てる
自分の番が来ても、まず何から捨てるかとても迷うと思います。
そんなときおすすめなのが、「字牌から捨てる」です。
字牌とは、先ほど出てきたこの7種類の牌です。
この7種類の牌は、先ほども説明した通り、数字を持たない牌なので3枚のグループを作るには、同じ牌を3枚集めるしかありません。
つまり、グループを作りづらい牌となります。
2枚持っていたらあと1枚なので残すことをおすすめしますが、1枚の字牌は弱いのでどんどん捨てていきましょう。
この図であれば、右の3枚(西、發、中)から切っていく!
2.鳴かない(チー、ポン、カンをしない)
「鳴く」とは、人の捨てた牌をもらう行為のことです。
テンパイしているときに他の人が捨てた牌を使うことは「ロン」と言いました。
実は麻雀は、テンパイしていなくても他の人が捨てた牌をもらえるルールがあります。これを「鳴く」と言います。(「ポン」「チー」「カン」という3種類があります。)
しかし、これから麻雀をはじめる初心者の方には「鳴く」ことをおすすめしていません。
理由は次の戦略「リーチをする」で説明します。
はじめの頃は、「ポン」や「チー」といったボタンが出てきても、キャンセルしましょう。
3.リーチをする
リーチとは、テンパイ(あと1枚であがり)となったときにできる「役」の1つです。
実は「あがる」ためには先ほど説明した4+1グループを作ること以外に、「役」と呼ばれるものが必要になります。
しかし、この「役」は量が多く覚えるのがとても大変なので、初心者の方にはまず、このリーチという役だけを使って「あがる」ことをおすすめしています。
やり方はとても簡単。テンパイになると「リーチ」というボタンが出てきます。
そのボタンを押して、いらない牌を捨てるだけです。あとは「ロン」か「ツモ」を待ちましょう。
リーチができる条件は、テンパイしていること、そして「鳴いていない」ことです。
つまり、リーチをするためには鳴いてはいけないということになります。これが、鳴くことをおすすめしていない最大の理由です。
リーチは上級者も愛用している「最強の役」です。これを使って、まずは「あがる」練習をしましょう!
4.自分の手牌だけ見る
麻雀をしていると、他の3人が何をしているか気になると思います。
しかし、まずは自分が「あがる」ことを最優先に考えましょう。
他の人が鳴いたり、リーチをしたりしても、自分の手牌を作ることに集中しましょう。
他の人に対応する技術、(「押し引き」や「ベタオリ」など)を覚えるのは、慣れてきてからで遅くないです。
おわり
以上が麻雀を始めるために必要な知識になります。
細かいことは気にせず、まずはここで覚えたことを活かして、1度麻雀をしてみましょう。
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少し慣れてきたら、オンライン麻雀にも挑戦してみましょう。
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