こんにちは。
本日はみんな大好き、リーチについての解説になります。
リーチとは
リーチ(立直)とは、テンパイ時にリーチ宣言を行うことでつく1翻役です。
手牌がどんな形でも、テンパイさえしてしまえば1翻つけられることから、特に初心者におすすめされる役となっています。
中級者以上になっても役の範疇を超えた異常な強さを持つ、まさに最強の役です。
リーチの仕方、細かいルール
テンパイ(あと1枚であがり)の時に、「リーチ」と宣言をして牌を横にして捨てます。
(すでに鳴いている場合はリーチ宣言することができません)
このとき、自分の点数を1000点、場に供託(きょうたく)しなければなりません。
供託というのは、寄付のようなものです。あまりに強すぎるので、タダではできないよーということですね。
ちなみにこの供託はあがった人が獲得することができます。自分があがれば自分が獲得することができるので、あがれば実質無料になります。(だれもあがらなかった場合、次の局に持ち越しとなる)
そして、ここからが大事なのですが、リーチした後はあがりの牌以外(カンの牌を除く)は強制的に捨てなければなりません。
当然鳴くこともできなくなるので、リーチした後は、引いていらなかったらポイする、の繰り返しマシーンになります。
つまり、手牌はリーチした時のままに固定されてしまうということを覚えておいてください。
上達してくると、もっといい手牌を目指したり、防御力を考えてリーチしないという選択肢も考慮にいれる必要が出てきますので、頭の片隅にいれておきましょう。
ここからは細かいルールになります。よくわからないうちは読み飛ばしてもらって構いません。
・一般的に自分のツモ番がないとき(最後の1巡)にリーチはできない。
・1巡目にするとダブルリーチという上位役(2翻)になる。
・リーチして1巡以内(自分が次の牌を捨てるまで)にあがると、一発(1翻)という役がつく。
・リーチしてあがると、一般的に裏ドラ(ドラを1枚増やす)を獲得することができる。
・アンカンしていてもリーチは可能。ミンカン、カカンは鳴いているので不可。
・リーチ中にもアンカンは可能だが、待ちが変わるカン(送りカン)はNG。
リーチのメリット
ここで、リーチのメリットについて整理します。
1.どんな手牌にも1翻をつけられる
リーチが強い役とよばれる一番の理由です。なにも考えなくても形を作り、テンパイするだけであがることが可能になります。
どうしてもあがりたい局だけど役がない、リーチはそんなあなたの味方です。
2.他の相手の動きを制限できる
リーチというのは、あと一枚であがれますよという宣言であるため、相手はリーチを受けると、自由に牌を捨てづらくなります。(ロンをされると自分の点数が減ってしまうため)
そうして相手に安全な牌を捨てさせることによって、相手の手牌の進行を遅らせ、結果的に自分が勝てる可能性を上げることができます。
全員にこのような理不尽を押し付けられる役は「リーチ」だけです。
3.色々な役と重なり、高打点が期待できる
基本的に他の役を消すことはないため、様々な役と複合することができます。
さらにリーチをすると、一発や裏ドラという役が解放され、期待できる点数はさらに高くなります。
リーチのデメリット
メリットだらけだと不安になりそうなので、デメリットもご紹介しておきます。
1.相手からあがり辛くなる
これが一番のデメリットでしょうか。リーチというのは相手に自分のテンパイを知らせることなので、当然相手には警戒されます。リーチがなくてももう既に十分に点数が高い(満貫以上)、役があり点数関係なくあがる確率を上げたい!という場合にはリーチをしないのもアリです。
2.手替わりができなくなる
たとえば、三色同順、一気通貫のようにあと一枚あればもっと点数が高くなる!という手牌のときにリーチをしてしまうと、その時点で自分の手牌を変えることができなくなり、その機会を損失してしまいます。
ただ、これに関しては特別な場合を除いてリーチを早めに打った方がメリットが大きいです。
3.防御力が皆無になる
いらない牌はすべて捨てなければならない以上、相手のリーチなどに対して対応することができなくなります。
初心者の頃はあまり気にする必要はないと思います。自分であがっちゃえばいいだけです笑
まとめ
今回は簡単に、リーチについてまとめました。
攻撃こそ最大の防御を体現した素晴らしい役だと思います。
細かいルールについてはまた別記事でご紹介しますのでお楽しみに!
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